タウッチャン戦没者墓地を後にして、タクシーは再びピイロードをバゴーに向かって走り出した。運転手が道中で僕を連れていきたいと思っていた場所は戦没者墓地だけだったようで、次にタクシーが停まった時にはもうバゴーの町だった。
幹線道路から脇道に入ると、タクシーは門の前に停車した。ここはミャンマーでもっとも高い仏塔のあるシュエモードー・パゴダの入り口だった。外国人だけが払う拝観料を払い、サンダルを脱いで境内へと入っていく。ミャンマーでは、どこの寺院も境内全体が土足禁止なのだ。何人たりとも境内に足を踏み入れる人間は素足にならねばならない。
伽藍の構成はヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダやスーレー・パゴダと似ている。境内の中央には黄金に輝く大きな仏塔がそびえていて、その周囲には幾つものお堂が囲むように建てられている。お堂のひとつに入ってみることにした。中には仏像が何体も並んで鎮座していた。そして、ひとりの女性がぽつんと仏像の前に腰を下ろしていた。
2019年8月 町角 ミャンマー | |
バック・ショット バゴー 仏像 時計 ロングヘア 寺院 参拝客 |
No
11123
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月01日
更新日
2023年11月17日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA