ヤンゴン(ミャンマー)
ミャンマーでも、この女性のように頭上に物を載せて運んでいる人は多い
鮮やかな紫色をした傘の骨がひとつ折れているのはご愛嬌に違いない
露店のテーブルに並べられた野菜は長い茎の先端に小さなが花が付いていて、菜の花のようだった
沖縄でチラガーといって、豚の顔皮も食すようにミャンマーの人も豚の顔皮を食すようだ
まだ午前中だったけれど、車夫が愛車の上に横になって寝ていた
ミャンマー国民は本の虫だと思っていたけれど、実は本よりも動画などのコンテンツの方がずっとお好みだった
スーレー・パヤー(ヤンゴン)
果物売りが並ぶ道の先でスーレー・パゴダが夜空に輝いていた
渋谷(東京)
渋谷は谷に作られている町で、ちょうどJR渋谷駅がある辺りが谷底だ
新丸の内ビルディング(東京)
静寂に包まれた通路には都会の薄汚れた感じが見当たらず、どこからからストームトルーパーが現れてくるのではないかと錯覚を持ってしまうくらいだ
向島(東京)
今では向島と聞いて繁華街と思う人はほとんどいないだろう
渋谷駅(東京)
岡本太郎の壁画を眺める人は少ないけれど、渋谷のスクランブル交差点を眺める人は多い
マーチエキュート万世橋(東京)
マーチエキュート神田万世橋は、かつて存在した万世橋駅の跡地に設けられている
東京ビルディング(東京)
日頃は大勢の人で賑わっている東京ビルディングのエントランスホールも閑散としていた
大手町(東京)
江戸幕府が開かれて江戸湾の埋め立てが始まるまで、丸の内や日比谷と同じように大手町も入江だったところだ
中目黒(東京)
看板の中の女性は人差し指を口に当てていて、訪れた人たちに向かって、静かに鑑賞するように伝えているかのようだった
明治神宮御苑(東京)
御苑と聞くと、新宿御苑を思い浮かべてしまうけれど、明治神宮御苑は別の御苑だ
靖国神社(東京)
大村益次郎には靖国神社の参拝が国際問題になるなんて想像もつかなかっただろう
タカシマヤタイムズスクエア(東京)
日本最大級の規模を誇る本屋さんだったのに、いつの間にか洋書専門店になってしまった
新宿(東京)
ほとんどの人が新宿通りから大道芸人がいなくなってしまったことなど、気に留めていないかもしれない
東京スクエアガーデン(東京)
京橋という地名の由来となった橋はおろか、その橋が架けられていた川も今ではなくなっている
赤坂氷川神社(東京)
赤坂氷川神社の参道は、赤坂にあるとは思えないくらい落ち着いた雰囲気だった
カオサン通り(バンコク)
オープンカフェやオープンレストランが軒を連ねるカオサン通りは、タイはおろか東南アジア随一の安宿街だった
バンコク(タイ)
砦の内側にある辺りは昔からある町並みのようで、道が碁盤の目になっていないし、どこかに通じているのかも判然としない
トンブリー駅(バンコク)
2016年の世界保健機関の統計によると、タイでは男性の喫煙率は41.4%で女性の喫煙率は2.3%となっている
名前も分からないような小さな運河の横で男がぐっすり寝ていた
セントラルワールド(バンコク)
セントラルワールドのあちらこちらに置かれているアート作品にタイらしさはあまりない
歩道橋の屋根に目の大きな不思議な生き物が描かれていて、その先に国王の肖像が掲げれていた
一箇所だけトタン板がめくれていたところをのぞくと、プラスチック製の盥と籠が無造作に置かれていて赤ちゃんが遊んでいた
混雑した通りを普通自動車に負けじとトゥクトゥクが走り回る光景はバンコクを代表する光景だ
マハーチャイ駅(マハーチャイ)
マハーチャイ駅はターミナル駅で、ここから始まった線路がバンコクまで伸びている
バーンクラチョ(メークロン線)
どこからどう見てもドル箱路線ではないメークロン線の営業係数はどれくらいなのだろう
メークロン駅(メークロン)
薄暗いメークロン駅構内に麺を出す屋台が出ていた
メークロン線路市場(タイ)
列車が走り去るやいなや、じっと列車をやり過ごしていた人びとが動き出し、線路は再び市場になった
メークロン線路市場の真中には、今でも使われている現役の線路が走っている
メークロン(タイ)
観光名所になっている線路市場のすぐ脇にもまた別の市場がある
メークロン駅近くの線路は、今でも思い出したように列車が通る現役の線路であると同時に生鮮食品などが売られている市場でもある
線路の上には幌が出ていて、足元にバラストがなければ普通の市場と変わらない
プラナコーン区(バンコク)
ワット・アルンの境内には船着き場もあって、そこから渡船に乗れば王宮まではあっという間だ
バーンコークヤイ区(バンコク)
モクモクと煙を上げている屋台は見ていると、焼き芋の屋台を思い浮かべてしまった
運河に架かる橋の上に立っていても、たまに通りかかる船は観光客を載せた船ばかりだ
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