バンコク(タイ)
砦の内側にある辺りは昔からある町並みのようで、道が碁盤の目になっていないし、どこかに通じているのかも判然としない
トンブリー駅(バンコク)
2016年の世界保健機関の統計によると、タイでは男性の喫煙率は41.4%で女性の喫煙率は2.3%となっている
名前も分からないような小さな運河の横で男がぐっすり寝ていた
セントラルワールド(バンコク)
セントラルワールドのあちらこちらに置かれているアート作品にタイらしさはあまりない
歩道橋の屋根に目の大きな不思議な生き物が描かれていて、その先に国王の肖像が掲げれていた
一箇所だけトタン板がめくれていたところをのぞくと、プラスチック製の盥と籠が無造作に置かれていて赤ちゃんが遊んでいた
混雑した通りを普通自動車に負けじとトゥクトゥクが走り回る光景はバンコクを代表する光景だ
マハーチャイ駅(マハーチャイ)
マハーチャイ駅はターミナル駅で、ここから始まった線路がバンコクまで伸びている
バーンクラチョ(メークロン線)
どこからどう見てもドル箱路線ではないメークロン線の営業係数はどれくらいなのだろう
メークロン駅(メークロン)
薄暗いメークロン駅構内に麺を出す屋台が出ていた
メークロン線路市場(タイ)
列車が走り去るやいなや、じっと列車をやり過ごしていた人びとが動き出し、線路は再び市場になった
メークロン線路市場の真中には、今でも使われている現役の線路が走っている
メークロン(タイ)
観光名所になっている線路市場のすぐ脇にもまた別の市場がある
メークロン駅近くの線路は、今でも思い出したように列車が通る現役の線路であると同時に生鮮食品などが売られている市場でもある
線路の上には幌が出ていて、足元にバラストがなければ普通の市場と変わらない
プラナコーン区(バンコク)
ワット・アルンの境内には船着き場もあって、そこから渡船に乗れば王宮まではあっという間だ
バーンコークヤイ区(バンコク)
モクモクと煙を上げている屋台は見ていると、焼き芋の屋台を思い浮かべてしまった
運河に架かる橋の上に立っていても、たまに通りかかる船は観光客を載せた船ばかりだ
バーンルアン(バンコク)
集落で運河に架かる橋はどれも狭く、自動車は渡れない橋ばかりだった
バーンルアンという小さな集落はレトロな雰囲気を売りにした観光地だった
トンブリー区(バンコク)
電線の行き交う路地で麦わら帽子をかぶった男が買い物していた
ラックムアン(バンコク)
町の守護神に捧げるラックムアンという黄金の柱を立てたのはラーマ1世だ
クロントゥーイ市場(バンコク)
クロントゥーイ市場に通路の真ん中に置かれたかごは市場で働くクーリエが荷を入れて運ぶものだ
帽子をかぶって目立つオレンジ色のベストを着ている人たちはゴミの清掃人ではなく、クーリエだ
テーブルが捌かれたばかりの新鮮な肉で埋め尽くされていたけれど、あまり蝿がいなかった
まるで時間が止まってしまったかのような路地で、唯一動いていたのはテーブルで書き物をしている女性の手だけだった
キャンベルのスープ缶と紛らわしい配色の缶は、カーネーションという会社の缶入り牛乳だった
ポーンプラープ区(バンコク)
観光名所になっていないポーンプラープ区の路地の奥に、人気の食堂があった
セーンセープ運河沿いに建つ民家に干してあった洗濯物がはためいていた
ワット・サケット(バンコク)
アユタヤ時代からあるワット・サケットの縁起はよく分からないらしい
バンコクには高層ビルももちろん建っているのだけれど、ワット・サケットの周囲には近代的な高層ビルは建っていない
太陽が燦々と降り注ぐ道よりも、ちょっと陰気な道の方を自然と選んで歩いてしまうのは僕の性なのだろう
サムパッタウォン区(バンコク)
路地にストライプの大きな傘が現れた
ワット・マンコン・カマラワート近くのチャイナタウンには中華食材を売っているお店が多い
ワット・マンコン・カマラワート(バンコク)
境内に貼られたテントの下に置かれたテーブルがお供え物でいっぱいになっていた
チャイナタウン(バンコク)
ヤワラート通りに牌楼という門が建てられていた
バンコクには運河が張り巡らされていて、かつては多くの船が行き来していたものの今では船が行き来することはほとんどない
なぜだか路地の鏡に鏡がかけられていた
売られていた古着はスターバックスのコーヒー一杯よりもずっと安かった
品川(東京)
鮮やかな黄色の傘を差した男がくすんだ道を光を放ちながら歩いているようだった
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