親指を立てたバイクタクシーの運転手

両手でサムズアップしてくれたバイクタクシーの運転手
インドネシアのジャカルタにあるサワブサール駅の近くで撮影 オザワテツ

客待ちしていたバイクタクシーの運転手はドライバーグローブをはめた手で親指を立ててくれた

ここはジャカルタのSamanhudiという大きな通りの交差点だった。この町の大きな通りの交差点には大勢のバイクタクシーが客待ちをしているのを見かける。この交差点でもそうだ。道路脇には何台ものバイクが駐まっていて、運転手たちが客が来るのを待ち構えていた。写真の男もそのひとりだ。両手にドライバーグローブをはめて、いつ何時でも出発できるようにして、バイクの上でくつろいでいた。

ジャカルタではGojekやGrabなどの配車サービスが花盛りだけれど、この男はそのどちらにも登録していないように見える。いわゆるOjekと呼ばれる一匹狼のようだ。インドネシアでもスマホは一般的なアイテムで、バイクタクシーも配車アプリに対応しているのが多い。でも、まだまだこの男のようにオフラインのまま仕事をしている人もいる。このような状況を見ると、この国でもデジタル・ディバイドが進んでいるように思える。みながスマホ経由で配車をお願いするようになったら、男の仕事は干上がってしまうことだろう。

男がそのようなことを意識しているのかどうかはわからない。ただカメラを向けるとバイクの上に寝転んだまま、楽しそうに親指を立ててくれた。

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デジタル・ディバイドとは

情報格差またはデジタル・ディバイドとは、インターネット等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間にもたらされる格差のこと。国内の都市と地方などの地域間の格差を指す地域間デジタル・ディバイド、身体的・社会的条件から情報通信技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる格差を指す個人間・集団間デジタル・ディバイ、インターネット等の利用可能性から国際間に生じる国際間デジタル・ディバイドがある。特に情報技術を使えていない、あるいは取り入れられる情報量が少ない人々または放送・通信のサービスを(都市部と同水準で)受けられない地域・集団を指して情報弱者と呼ぶ場合もある。

ジャカルタにあるサワブサール駅ってどこ?

PHOTO DATA

No

11632

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年08月09日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

ポートレイト写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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