しばらく人気のない道を進んでいくと、呆気なく目的地だった駅へと辿り着いた。駅の場所は記憶のとおりだった。ここは小さな駅で8年前にもやって来たところだ。見たところ、田舎の小さな駅は8年前と何ら変わっていない。細長いプラットホームは前と同じように閑散としている。
ひとりでウロウロとしていると、線路の向こうの方に小さな集落があるのに気がついた。興味を持った僕はその集落を訪れることにした。線路が伸びているばかりで、跨線橋も踏切もないので、線路を徒歩で渡って集落へと向かう。写真の家族連れと行き合ったのはちょうど線路を横断している時だった。
お母さんと数人の子供が連れ立って歩いていた。ひとりは先程見かけたのと同じような制服を着ていた。どこに向かっているのかは分からない。いずれにしても、子どもたちは僕の持っているカメラに興味津津だ。カメラを向けると嬉しそうな顔を見せてくれる。ひとりの女の子は楽しそうにピースサインをしてくれた。
2019年5月 ミャンマー 人びと | |
帽子 好奇心 家族 ピースサイン 線路 タナカ タニン |
No
11030
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年05月28日
更新日
2023年12月14日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA