京急の花月総持寺駅の近くにやってくると踏切があった。線路のあるところに踏切があっても何ら不思議ではない。しかしながら、ここは普通の場所と状況がちょっと異なる。何本もの路線が走る線路密集地帯にある踏切なのだ。JRだけで東海道本線、京浜東北線、横須賀線、東海道貨物線が走っていて上下8本、さらに京急本線の線路もあるから合計で10本の線路を超えなければならない長い長い踏切だ。
しばらく待つと踏切が上がったので、線路の向こう側を目指して歩き出す。日本で一番長い踏切と紹介されたこともあるらしい踏切は確かに長い。うかうかしていると、渡り切る前に踏切が閉まってしまいそうだ。急ぎ足で歩きながらふと見上げると、頭上に伸びる架線の先に跨線橋が見えた。
これだけ幾つもの線路があると通勤時間帯などはなかなか踏切が開かないだろう。開かずの踏切になってしまう上に、渡る距離も長いとなると開いたとしても年配の人や脚が不自由な人には使い勝手が悪い。すぐ近くに跨線橋も設けられていることもあり。この花月園前踏切もそのうち廃止されてしまうような気がした。
2021年7月 町角 神奈川 | |
線路 踏切 横浜 |
No
11967
撮影年月
2020年12月
投稿日
2021年07月14日
更新日
2023年08月20日
撮影場所
横浜 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF