個性的な車両を運行している銚子電鉄も、運転席の先に伸びる線路はいたって普通だった

銚子電鉄の運転席の先に見える線路
銚子電鉄の運転席の先に見える線路
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千葉の銚子駅で電車を降りて、駅舎に入ることなくプラットホームを先頭に向かって進んでいくとひっそりと改札が設けられていた。改札を出ると、そこは別の鉄道会社のプラットホーム。僕はJR銚子駅のプラットホームの端におまけのようにくっついている銚子電鉄のプラットホームへ移動したのだ。

銚子にやってくる特急列車との接続を考慮してか、プラットホームに入っていくと都合よく小さな電車が待ち構えている。車掌から今ではすっかり目にしなくなった紙の切符を購入し、車両に乗り込むと車内の空気は普通の鉄道と異なっていた。乗客が腰掛ける座席があるのは普通なのだけれど、カラフルな風船やぬいぐるみが車内を飾っている。銚子電鉄はアニメのキャラクターや異業種の企業とコラボレーションを行うことで有名な鉄道なのだ。

銚子駅と外川駅を結ぶわずか6.4キロの路線を運営している銚子電鉄の経営は苦しい。そのため、この鉄道会社はあの手この手で集客を図っていて、アニメや他の企業とのコラボレーションもその一環だ。面白いのは鉄道の利用とは直接関係のない食品事業にも力を入れている点。「ぬれ煎餅」や「まずい棒」のお菓子の販売にも注力し、経営を維持しているのだ。一説によると、売上高のうち8割程度が鉄道事業以外のもので占められているというから、もはや鉄道会社ではなく、お菓子屋さんと呼ぶほうが相応しいのかもしれない。

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2022年7月 千葉 乗り物
銚子 線路 列車

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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PHOTO DATA

No

12324

撮影年月

2022年5月

投稿日

2022年07月12日

撮影場所

銚子 / 千葉

ジャンル

鉄道写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS LOXIA 2/35

銚子駅ってどこ?

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