犬よりも猫の方がずっと多い。ジャカルタの町を歩いていて、犬を見かけることあまりないけれど、猫は町のあちらこちらで見かけるのだ。野良犬は苦手なので、見かけないと安心するけれど、あまりに見かけないとジャカルタに犬はいないのではないかと思ってしまう。愛らしい顔をした猫が実際には腹黒くて、敵対する犬を駆逐してしまったのではないかと勘ぐってしまうくらいだ。
ジャカルタの町を歩いていると、また猫を見かけた。親子の猫だった。親猫は子猫の首根っこをしっかりとくわえてフェンスの上にささっと登っていた。くわえられた子猫はちょっとびっくりしたような顔をしている。なんだか、まだまだ外で遊びたいのに無理矢理に家に連れて帰られているような表情だった。
親猫が子猫を抱える場合、子猫の首根っこをくわえることが多い。猫の歯はするどいから、子猫が怪我をしてしまうのではないかと心配になってしまう。でも、親猫がくわえる猫の首筋のところは皮膚が厚くて、引っ張っても大丈夫らしい。それでも、猫にも不器用な猫、乱暴な猫もいて、慌ててくわえた時に軽い怪我をさせることもあるというから、うっかりしてしまうのは人間も猫も同じなようだ。
2020年10月 動物 インドネシア | |
猫 塀 ジャカルタ |
No
11691
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年10月07日
更新日
2023年08月30日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF