世界遺産に指定されているチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅周辺には、イギリス統治時代に建てられた建築物が数多く残されている。それらの建物は石造りで、どれも重厚な趣を感じさせるものばかりだ。もしもそこを歩く人や中に入っている店舗を見なければ、まるでヨーロッパの町並みの中に迷い込んだかのような錯覚を覚える。僕が歩いていたアーケードも、石造りのアーチに支えられた立派な造りで、その重厚さは周囲の雰囲気と見事に調和していた。
そのアーケードの中で見つけたのは、ヘルメットを売るお店だった。14億人を超える人口を抱えるインドでは、経済の成長に伴い、自動車やバイクの販売台数が急増しているという話を耳にしたことがある。人口が減少しつつある日本とは対照的に、インドはこれからも人口ボーナスを享受し続けると予想されている。その影響でバイクの販売台数も増加の一途をたどり、ヘルメットの需要も高まることだろう。
2025年1月 町角 インド | |
バック・ショット ヘルメット ムンバイ タキーヤ |
No
12765
撮影年月
2024年5月
投稿日
2025年01月16日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF