メークロンにおける観光の目玉である線路の上に開かれている市場をウロウロしていた。市場の真中を細長く伸びる線路は今でも現役の線路だ。本数は少ないとはいえ、今でも一日に何度か列車が走り抜けるのだ。そのため、列車がやってくる時間になると線路沿いにお店を出している人たちは一時的に店を閉じて列車をやり過ごす。とはいえ列車は一日に4往復しかしないから、ほとんどの時間は線路の上を市場のお店が占拠していることになる。そのような状況を考えると、線路の上に市場が開かれているというよりも、一日に何回か市場の中を列車が通り抜けると表現した方が正しいような気もしてしまう。
次に列車が来るまではまだ時間があった。線路の上に開かれた市場の中では商店主たちがのんびりと働いている。写真に写っている眼鏡の女性もゆったりと働いていたひとりだ。女性の前には大きなトレイが置かれていて、その上にはタケノコが散乱している。タケノコの表面はツルツルしているように見える。水煮なのだろうか。女性は黙々とツルツルしている筍を包丁で細かく刻んでいた。
2018年6月 人びと タイ | |
タケノコ 眼鏡 メークロン メークロン線路市場 市場 老婆 |
No
10618
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年06月23日
更新日
2024年02月10日
撮影場所
メークロン線路市場 / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA