ダニンゴン駅構内にいる人は列車に乗るためにやって来た人ばかりではなかった。行商人も大勢いる。見たところ、列車に乗るために来た人よりも、商売をしに来ている人と買い物客の方が多い。行商人たちがあちらこちらに野菜を並べて商売していて、駅構内が市場のようになっているのだ。僕は駅の隣にあるダニンゴン市場を訪れるためにここにやって来たのだけれど、駅を出るまでもなく既に駅自体が市場のようになっていた。行商人で賑わっている駅を眺めていると、タイのメークロンにある線路市場に近い雰囲気を感じる。でも、こちらの方がずっとマイナーだ。メークロンには掃いて捨てるほどの観光客がいたけれど、ここには観光客の姿はほとんどない。
駅全体を俯瞰しようと跨線橋の上に登ってみる。すると、線路に沿って行商人たちが働いているのが見えた。プラットホームの上にも沢山の野菜が並べれているのが見える。ひょっとしたら、プラットホームで商売するのは買い物客の利便性のためなのかもしれない。ここで買えば、すぐに列車に乗ることが出来る。もっとも列車はそれほど頻繁に来ないけれど。
2019年2月 町角 ミャンマー | |
市場 線路 野菜 ヤンゴン |
No
10914
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年02月27日
更新日
2024年01月20日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA