二月堂で目を引くところはなんといっても、舞台のあるところだろう。斜面に迫り出した舞台からの眺めはとてもよく、ベンチも置いてあって一息つくのも可能だ。舞台のところにある西局には香炉など置いてあるので、ここがこの寺院の正面だとわかる。西局の内側に立入禁止の礼堂があって、さらにその内側に修二会が執り行われる内陣がある。本尊である十一面観音が鎮座しているのはその内陣だ。
二月堂の構造が普通の寺院と違うのは、本尊のある内陣が局と呼ばれる空間で囲まれていること。そして局ごとに祭壇が設けられている点だった。写真は裏側にある東局にある祭壇でお参りしている人だ。舞台には大勢の人がいるけれど、裏側にも祭壇があるとは思わない人が多いようで東局は閑散としていた。
2024年10月 町角 奈良 | |
提灯 奈良市 寺院 参拝客 |
No
12663
撮影年月
2024年4月
投稿日
2024年10月06日
撮影場所
奈良市 / 奈良
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF