三月堂からとことこ歩いていくと、ちょっと開けた空間にたどり着く。開けた空間の中央には木造の建造物がどしんと構えている。東大寺の鐘楼で、東大寺の境内にいくつも建っている国宝に指定されている建造物のひとつだ。
巨大な大仏が鎮座する東大寺にある梵鐘もまた巨大だ。この鐘楼にぶら下がっている梵鐘の重さは26.3トンもあるというものの、あまりにも重すぎて数字を見ただけではピンとこない。同じような重さのものには何があるのかと調べたところ、自衛隊の16式機動戦闘車と大体同じくらいだということがわかった。一瞬、ほほうと感心したけれど26トンという重さを実感するには至らない。やはり重すぎるとリアルに感じるのは難しい。
少なくとも、とてつもなく重いのは紛れもない事実だし、頭上に落ちてきたら一溜まりもない。歴史的にも数回梵鐘が落ちたことがあるようなので、地震が来たら真っ先に梵鐘の下から逃げた方が良さそうだ。
2024年10月 建築 奈良 | |
ベル 鳥 奈良市 寺院 |
No
12664
撮影年月
2024年4月
投稿日
2024年10月07日
撮影場所
奈良市 / 奈良
ジャンル
建築写真
カメラ
IPHONE 14 PRO