草間彌生といえば日本を代表するアーティストのひとり。御年93歳でありながら、今でも作品を発表し続けている現役のアーティストだ。はちきれんばかりの豊満なモナリザを描くフェルナンド・ボテロも90歳にして現役で、今も日本で個展を開催中だけれど草間彌生も負けてはいない。まさに生きる伝説みたいな存在だ。
古くから日本の国内外で高く評価されていたのにもかかわらず、意外にも本人の美術館が建てられたのは2017年とそれほど昔のことではない。この日にやって来たのは、新宿の弁天町に建てられたその美術館だった。
あまり詳しくない人間にとって、草間彌生の作品というと水玉模様で覆い尽くされているイメージだ。でも美術館に展示されている作品が水玉模様で埋め尽くされているとは限らなかった。若い頃には水玉の登場しない作品も多く描いていたようだ。
作品を眺めつつ、フロアを上がっていく。最上階に辿り着くと、そこには草間彌生の年表が壁に記されていた。まだ亡くなっているわけでもなく現役なのだから、リアルタイムに更新されていく年表なのだろう。現在進行中の年表なのだ。
2022年6月 静物 東京 | |
弁天町 博物館・美術館 |
No
12283
撮影年月
2022年4月
投稿日
2022年06月01日
更新日
2023年08月13日
撮影場所
弁天町 / 東京
ジャンル
静物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS LOXIA 2/35