クロントゥーイ市場にある肉屋の前にも長いテーブルが置かれていて、上は大量の肉で埋め尽くされていた。この光景は壮観だ。肉は捌かれたばかりで、どれもこれも新鮮だ。その割には、ここにはあまり蝿がいない。東南アジア諸国で市場に行くと、肉屋のところには蝿はつきものなことが多い。そして、肉屋の人は払っても払っても寄ってくる蝿を追い払うのに余念がないことが多いのだけれど、ここでは蝿叩きなのど蝿を追い払うような道具を持っている人はほとんどいない。働いている人は肉を捌いているか、客に売っているかどちらかで蝿の動向を気にかけている人はいなかった。ちょっと不思議だ。それだけ新鮮な肉ということなのかも知れない。
いずれにしても、ここには冷蔵装置の類いはなく、日陰とはいえ、肉は外に並べられている。この気候だと腐ってしまうのも早いだろう。肉屋は出来る限り捌いた日のうちに売り切ってしまわないといけないに違いない。これだけの肉が捌けるくらいに、大勢の人がここにやって来るのだろう。
2018年4月 町角 タイ | |
バンコク 肉屋 クロントゥーイ市場 市場 |
No
10532
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年04月23日
更新日
2024年02月19日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA