新有楽町ビルヂング

新有楽町ビルヂング
東京の丸の内で撮影 ©オザワテツ
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建てられてから50年以上が経っている新有楽町ビルヂングの外観はちょっと古びている

ビルが林立している丸の内は、かつて東京湾の一部で日比谷入江だったところだ。この辺りが埋め立てられ始められたのは、徳川家康が江戸城に入った1590年以降のこと。だいたい1592年くらいからのようだ。着々と埋められた結果、入江の名前が地名に名残を留めているだけで、今ではこの辺りがだった頃の残滓は見つけられない。

埋め立てられた土地は江戸城に組み込まれ、親藩や代大名の屋敷が24あまり建設されたという。大名屋敷ばかり建ち並んでいたので大名小路と呼ばれていたそうだ。

写真の新有楽町ビルヂングのあたりも、江戸時代には大名屋敷だったところ。古地図を見ると、幕末には上野国高崎藩藩主松平輝聴の上屋敷だったようだ。それが明治維新後には陸軍の兵舎・練兵場になり、その後三菱に払い下げられ、オフィスビルになったのだ。新有楽町ビルヂングも建てられてから50年以上が経ち、かなり年季が入っている。そろそろ別形態に変身する時期が近づいているような気がする。

ENGLISH
2021年7月 建築 東京
丸の内 歩行者 横断歩道

丸の内ってどこ?

PHOTO DATA

No

11969

撮影年月

2020年12月

投稿日

2021年07月16日

撮影場所

丸の内 / 東京

ジャンル

建築写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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