丸の内を散策していると、三菱一号館のように古き良きレトロなビルもあるけれど、ほとんどは1960年代に建てられたビルで、ちょっと年季の入った感じがする。そのような中、丸の内では2002年に竣工した丸ビルを皮切りに再開発が進んでいる。新丸ビルやザ・ペニンシュラ東京、丸の内パークビル、丸の内二重橋ビルなどが新たに建設されたけれど、まだ国際ビルや新有楽町ビルなど高度成長期に建てられたビルも現役で活躍している。これからも再開発は進む予定なのだ。今日、足を踏み入れた新東京ビルも近い将来建て替えられることになるんだとか。
新東京ビルが竣工したのは70年以上も前のこと。歴史を感じる外観と同じように、内部のインフラも古くなっていることが予想される。丸ビルも竣工後70年で建て替えられたところをみると、日本の高層ビルの耐用年数はそれくらいなのかもしれない。アメリカでは、エンパイア・ステート・ビルディングやクライスラービル、アメリカン・インターナショナル・ビルディングなど、竣工から100年近くたってもまだ現役で使用されているビルがある。日本と違って地震が少ないため、アメリカの高層ビルの寿命は長い傾向にあるようだ。
2023年3月 町角 東京 | |
丸の内 柱 シルエット |
No
12460
撮影年月
2023年1月
投稿日
2023年03月12日
更新日
2023年08月08日
撮影場所
丸ノ内 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III