鶴見川の川沿いを歩いていた。川沿いはキチンと護岸されていて遊歩道が設けられている。のどかな雰囲気が漂っている遊歩道は地元の人たちの散歩コースになっているようで、ランニングしたり、犬の散歩をしていたり、僕と同じように特に考えもなく歩いていたりする人と時折すれ違う。鶴見線の橋をくぐり抜けると、タイミングを計っていたかのように電車がカランカランと橋を渡り始めた。
さらに鶴見川を下流に向かって進んで行くと、川岸が突然川の中に膨らんでいるところにやって来た。ここは鶴見川河口干潟という干潟らしい。埋め立てが進んだ今ではあまり分からないけれど、この辺りはもともと鶴見川の河口だったのだ。確かに100年くらい前の地図で見ると、ここから先に陸地はなく東京湾が広がっている。
河口という雰囲気ではなくなったものの、今でもこの干潟にはカニや稚魚などが生息し、貴重な河川環境となっているようだ。手すりに目を向けるとカモメが何羽も止まっていて、空にはカラスが飛んでいる。カニや稚魚がいるのかは確かめられなかったものの、餌が豊富にあるのは間違いないようだ。
2021年7月 動物 神奈川 | |
鳥 カラス 河川 カモメ 空 横浜 |
No
11968
撮影年月
2020年12月
投稿日
2021年07月15日
更新日
2023年08月19日
撮影場所
横浜 / 神奈川
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF