ここ行天宮は関帝廟となっているけれど、道教の寺院と言い切って良いのかどうかはよく分からない。もちろん関羽が祀られているけれど、祀られているのは関羽だけではない。呂洞賓、張単、王善、岳飛に関羽を加えたいわゆる五恩主なのだ。もともとは道教の寺院だったのが、時代を経るにつれて、台湾道教と言うべきものへと変化しているらしい。仏教も儒教も道教もありがたいものには違いないし、参拝に訪れる人にとっては神様が何であれご利益があれば満足だ。
そんな行天宮の中庭には机がいくつも並べられていた。机の上には赤い経典が置かれている。様々な宗教が習合しているここでは、どのような経典が使われているのだろうか。
2016年12月 静物 台湾 | |
本 眼鏡 経典 テーブル 台北 寺院 |
No
9959
撮影年月
2016年9月
投稿日
2016年12月04日
更新日
2024年09月26日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
静物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA