散らかった店内で、素足の男がしゃがみ込んでいた。手にハンマーを持ち、部品を解体している最中だった。男の周りに散らばっている部品を見てみると、ほとんどがコンセントのようだ。どうやらコンセントのプラスチック部分と、再利用できる金属部分を分けているらしい。
部品も気になったが、それ以上に気になったのは、男の背後や店の奥に積み重ねられた雑誌や本の山だ。とりわけ、積まれた本が目を引く。雑誌や新聞は町のスタンドでよく見かけるが、インドでは本が売られている場所は少ない。少なくなってきているとはいえ、まだ本屋が町中にある日本と比べると、インドで本屋を見つけるのは難しい。それだけインドでは読書をする人が少ないのだろう。
2024年10月 インド 人びと | |
本 眼鏡 ハンマー ムンバイ |
No
12693
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年10月31日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF