週末だったので大きなお店のシャッターは下りていた。壁には大きくお店の名前が書かれている。タイ文字とラテン文字と漢字の三種類で書かれている。このお店はどうやら華僑によって経営されているもののようだ。タイにも華僑は多い。ちょっと前に首相だったタクシン・チナワットとその妹で同じく首相を務めたインラック・シナワトラも華僑だ。タイの経済は華僑に牛耳られているなんてことも言われたりする。僕にはその真偽は分からないけれど、町を散策していると華僑の経営するお店が沢山に目につくのは本当だ。
閉じられたシャッターの前には数人の人が屯していた。傾いてきた日差しを浴びている人びとの間には気怠い空気が漂っている。皆ちょっと疲れているようだ。ここはバス停で、この人たちはバスが来るのを待っている。でも、人びとの表情からするとバスはなかなかやって来ないようだった。もっとも、バスを待つのに疲れたのか、それともこれから乗るバスがウンザリするほど混雑したものだから疲れているのはは分からない。
2018年3月 人びと タイ | |
バンコク バス停 人びと シャッター |
No
10485
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年03月19日
更新日
2024年03月07日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA