路地でたむろする地元の人たち

ジャカルタの路地にたむろしていた人たち
インドネシアのジャカルタにあるグロドック地区で撮影 オザワテツ

長屋のような家々の前の路地には大勢の地元の人がたむろしていた

歩いていた路地は長屋のような家々の前へと続いていた。家の前にはバイクが何台も停められていて、ただでさえ狭い路地がより一層狭くなっていた。ここジャカルタでも、他の東南アジア諸国と同じように一般庶民は自動車よりもバイクに乗る人が多いようだ。この国はASEAN最大の自動車市場のある国だけれど、自動車の購入には贅沢税を支払う必要があったりして、あまり普及に力を入れているような状況ではないのだ。

家の前で見かけたのは、何もバイクだけではなかった。地元の人も大勢たむろしていた。観光地でもなんでもない住宅密集地をずんずん進んでいく僕を、地元の人は興味深そうに眺めていた。でも声をかけてくることはない。純粋に不思議に思っているのだろう。

路地にたむろしている人の中には、女性も男性も大人も子供も見える。家事をしている年配の女性は髪の毛を露わにしていたけれど、バイクに腰を下ろしていた若い女性はアバヤをかぶっていて髪を隠していた。後ろの方にはソンコをかぶった人が見えた。町を歩いているだけではあまりイスラム色を感じることはないけれど、路地にはイスラムの香りが少しだけ漂っていた。

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グロドックとは

グロドックはインドネシアの西ジャカルタ市タマン・サリ地区にある都市部の集落である。オランダ植民地時代からペシナンやチャイナタウンとも呼ばれ、インドネシア最大の規模とされている。グロドックの商人や住民の大半は中国系です。その歴史は、1740年11月にオランダの東インド会社(VOC)が中国人のための住宅地としてグロドックを指定した植民地時代にさかのぼります。

ジャカルタにあるグロドック地区ってどこ?

PHOTO DATA

No

11584

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年06月29日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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