僧侶が總持寺の大梵鐘を撞いていた

總持寺の梵鐘を撞く僧侶
曹洞宗大本山總持寺の大梵鐘
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京都にある妙顕寺を訪れたときに、日蓮宗にはひとつの総本山と7つの大本山があるのを知り驚いたけど、本山がひとつだけではないのは何も日蓮宗だけの話ではなかった。横浜にある總持寺は福井県にある永平寺と並び曹洞宗の大本山である寺院だ。曹洞宗、お前もか。

JRの線路脇から緩やかに登っていく参道を進むと、大きな三門に辿り着く。コンクリート造りとしては日本最大の門らしい。ここから進行方向を変えると向唐門があり、その先にある中雀門を抜けると仏殿や太祖堂があるはずなのだけど、生憎、向唐門は修復工事中でその姿を拝めず、中雀門は締め切られてて仏殿に辿りつけなかった。大本山だけに立派な伽藍を見られると思っていたのに残念だ。

どうしようかと思案していると、どこからともなく鐘の音が聞こえてきた。誘われるままに音のする方へ向かうと、そこは大梵鐘だった。ここは禅寺。を鳴らすのも修行の一環に違いない。僧侶が厳かに撞木を操りながら鐘を鳴らしていた。

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2021年7月 神奈川 人びと
バック・ショット ベル 僧侶 寺院 横浜

PHOTO DATA

No

11966

撮影年月

2020年12月

投稿日

2021年07月13日

更新日

2023年08月20日

撮影場所

總持寺 / 神奈川

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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