ソイヨドプールの交通量の少ない通りをサイクルリクシャーが走っていた。ダッカを走っている派手なサイクルリクシャーと比べると、この辺りのサイクルリクシャーは装飾が控え目だ。周囲には自動車はおろかサイクルリクシャーも走っておらず、歩行者もあまりいない。それでも、リクシャワラーはベルをリンリンと鳴らしながらペダルを漕いでいて、騒々しい。安全のためのと言うよりも、自己主張のために鳴らしているとしか思えない。
リクシャワラーは周囲にいる人たちに自らの存在を気が付いて貰いたいのだろう。それはある種の承認欲求なのかもしれない。誰かに承認をしてもらうには、自分ひとりでじっとしていても仕方がないから、リンリンとベルを鳴らしながら走っているような気がする。
2014年9月 バングラデシュ 乗り物 | |
ベル サイクルリクシャー 指輪 ソイヨドプール |
No
8781
撮影年月
2009年9月
投稿日
2014年09月18日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ソイヨドプール / バングラデシュ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM