写真の木造建築物は建長寺の法堂だ。「法堂」と書いて「はっとう」と読む。ちょっとした難読だ。1814年に建てられた法堂は、鎌倉最大級の大きさを誇っている。壁際に沿って休息用のベンチが置かれていた。
そして、年配の男性が腰を降ろしていた。男性には左の方をじっと見ている。おそらく、視線の先には唐門があるに違いない。金で鮮やかに装飾されている唐門はとても目立つ存在だ。しばらくすると、男性は立ち上がって歩き出した。唐門の荘厳さに、休憩している場合ではないと思ったのかもしれない。
2016年8月 神奈川 人びと | |
ベンチ お堂・ホール 鎌倉 老人 寺院 |
No
9855
撮影年月
2016年5月
投稿日
2016年08月29日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
建長寺 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL