プネーの市場には、もちろん香辛料を売るお店があった。さすがはカレーの母国。カレーを作るのに香辛料は欠かせない。
写真の髭面の男はそんな香辛料屋で働いていた男だ。小さなお店の壁はすべて棚で覆われていて、香辛料が詰まった容器がいくつも陳列されていた。ありとあらゆる香辛料を取り扱っているように見える。スパイス好きには堪らないに違いないものの、僕にはどれが何のスパイスなのか分からない。お金さえ出せば、日本で珍しいスパイスを手に入れられる絶好の機会なのに、宝の持ち腐れ、ならぬスパイスの持ち腐れだった。
よく見ると、お店の中に機械秤があるのが見えた。インドでは今でも天秤を使って重さを量っている人が大勢いるのを考えると、この店は先進的なのかもしれない。
2011年3月 インド 人びと | |
容器 男性 口髭 プネー お店 香辛料 |
No
5300
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年03月15日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL