バンコクでヤオワラート通りから脇道にそれて薄暗い路地へと足を踏み入れた。この細い路地に美味しいカオマンガイを出す店があると聞いたからだ。カオマンガイとは漢字では海南鶏飯と書き、日本ではハイナンチキンライスとか海南風チキンライスと呼ばれる茹でた鶏とご飯を一緒に食べる料理だ。東南アジア諸国では一般的な料理でタイではカオマンガイと呼ばれている。路地に入るとすぐにお店が見つかり、難なく僕はカオマンガイにありつけた。
お腹が満たされて冷静のお店の周りを観察すると、お店の真ん前に仏教寺院があるのに気が付いた。ワット・バンペーンチンプロットという仏教寺院のようだ。漢字で書くと永福寺。タイでは珍しい大乗仏教の寺院だそうだ。有名でもなんでもない寺院の中は閑散としている。そして、入り口のところにはテーブルが幾つも並んでいてまるで食堂のようになっている。薄暗いお堂の中では仏像がひっそりと輝いていて、そのすぐ外では女性が昼食を摂っている最中だった。
2020年1月 町角 タイ | |
バック・ショット バンコク 仏像 入り口 レストラン 寺院 |
No
11356
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月13日
更新日
2020年09月23日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III