台北にある龍山寺の境内に置かれた大きな香炉の中で線香が燃えていた。ゆらゆらとしている炎も見える。ここは仏教の寺院ではないけれど、お参りする際に線香を捧げるというのは日本の仏教寺院と同じだ。線香を燻らす慣習の発祥は古代インドらしい。
香炉の向こうにカップルが見えた。ふたりは祭壇の前に寄り添って立っている。観世音菩薩を始め、孔子や関帝や媽祖など、100以上もの神様が祀られているこの寺院で何をお祈りしているのだろう。これだけ大勢の神様がいれば、大抵の願い事は対応可能に違いない。
2007年3月 町角 台湾 | |
香炉 線香 龍山寺 台北 寺院 |
No
796
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年03月17日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V