龍山寺のお堂は薄暗かった。どこにも電灯が無いようだ。その代わりに大きな燭台が置かれていて、沢山の蝋燭が立てられている。あまりにも大きいので、燭台はまるでシャンデリアのようだ。燭台の蝋燭は静かに燃えていた。僕はその炎に魅せられてしまった。揺らめく炎を眺めていると、なんだか吸い込まれてしまいそうな気分になる。
そんなことを考えていると、女性が燭台の脇に現れた。幾つもの蝋燭を手にした女性は、燭台の蝋燭から火を移し始めた。
2007年3月 町角 台湾 | |
蝋燭 薄暗さ 龍山寺 台北 寺院 |
No
784
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年03月11日
更新日
2024年10月04日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V