幹線道路脇は標識も何もないけれどバス停になっているようで、トラックやバイクを改造したバスがひっきりなしにやって来て停車していた。バスが止まるやいなや、待っていた乗客は座席に乗り込み、乗客が乗り終えるとバスはすぐさま再び走り出す。バゴーはバゴー地方の中心的な町で、人口は28万人を超えている。日本でいうと青森市と同じくらいの人口だ。町の中心は人びとで賑わってる。
写真の男は頻繁にやって来るバスの運転手だ。他のバスと同じように道端に車両を停車させると、乗客が乗り込むのを待っている。停車時間は運転手の男にとって休憩時間なのだろう。男は心なしか脱力しているように見えていたけれど、いつでも発車できるようにハンドルを握り前方を見詰めていた。男が運転していたのはバイクの後ろに荷台と座席を取り付けただけの小さなバスだったので、あっという間に乗客が乗り込んで座席は満席になった。そして運転手は休憩時間を名残惜しみながら、走り去っていった。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バゴー バス チェック柄のシャツ 運転手 ロンジー |
No
11135
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月08日
更新日
2023年11月14日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA