ミャンマーでも魚介類を食べるのは一般的で、どこの市場を訪れても魚介類を売っているお店がある。ミャンマーは水産物の消費の多い国だ。バゴー川沿いに建てられた市場にも魚を売っているお店がいくつもあった。もちろん生魚だけでなく、加工された魚介類も売られている。
そんな市場の中で、伝統的な魚の発酵食品の次に目に入ってきたのは魚の干物だった。店先に置かれた袋に小さな魚の干物が詰められている。なんていう魚なのか、はたまた日本でも一般的な魚なのかは分からない。いずれにしても、魚はカラカラに干してあった。小さな干物は一見したところ、干物せんべいのよう。ドロドロになっていたガピと言われる発酵食品と違って、こちらの干物はちょっと美味しそうに見えた。
店頭の干物を眺めていると、改めて人が食べ物を見て美味しそうと思うかどうかは、その人の育った環境に左右されるということを実感する。もし僕がミャンマーで生まれ育ったなら、ドロドロのガピを見て食欲をそそられるのだろう。
2019年8月 食べ物 ミャンマー | |
バゴー 魚 市場 ずだ袋 |
No
11149
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月17日
更新日
2023年11月10日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
食物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA