ヤンゴン(ミャンマー)
自転車タクシーの運転手は暇なようで、路肩に愛車を停めて新聞を読み耽っていた
バゴー(ミャンマー)
のんびりしている人が多いのと対照的にバスは忙しく、寸暇を惜しんで走ろうとしていた
道路脇の男子学生がインドでよく見かけるダッバーという形の弁当箱を持っていた
多くの国で女性の方が男性よりも働き者であることが多いけれど、少なくともこのお店ではちょっと事情が異なっていた
バゴーを走る乗合バスは乗れるだけ乗客を乗せてから出発するつもりのようだった
イギリスの植民地だったけれど、ミャンマーは右側通行の国だ
乗客が乗り込むのを待つ停車時間は、運転手の男にとって休憩時間だ
どこにもバス停であることを示すものはないので、よそ者がここをバス停だと認識するのは難しい
ヤンゴン市内ではバイク使用が禁じているため、自転車タクシーなど人力で動くものが庶民の足として重要な役割を担っている
ヤンゴン中央駅(ヤンゴン)
ヤンゴン中央駅の雰囲気はのどかで、切符を買っているのか立ち話をしているだけなのかは判断が難しい
無秩序に建てられている住宅街の中を小川がまっすぐに流れていた
ミョーマ市場(タニン)
閑散とした市場の廊下でぽっこりお腹の男がクーンを売っていた
多くの商品が陳列された洋服店の前の廊下で店員たちがのんびりしていた
ヤンゴンから続く幹線道路以外で信号機なるものを見た覚えがない
タニン(ミャンマー)
コンビニのないタニンではこのような小さなキオスクがとても重宝するに違いない
タニンで8年前に訪れた場所を探したけれど、見つけられなかった
高床式の住居の間を縫うようにして伸びている路地を歩いても訝しげな視線を向けてくる人はいなかった
タニンを歩いていると、どこからともなくハンマーで金属を叩く音が聞こえてきて、ほどなくして鍛冶場が視界に入ってきた
犬は可愛いのだけれど、狂犬病が怖いので迂闊に近寄れない
ミョーマ市場ではトラックから人力で荷下ろししていた
男は食料品を買うには大きすぎる籠を担いで歩いていた
古本屋の棚に並んだ本はアウンサン将軍とその娘であるアウンサンスーチーの肖像が描かれている本が多かった
チャウタン(ミャンマー)
男はカミソリを手に漁網を修繕していた
漁網がクシャクシャで苦笑いを浮かべているのか、カメラを向けられているから苦笑いを浮かべているのかは判断がつかなかった
車夫が愛車に乗ってスマホをいじりながら客待ちをしていた
船が浮かぶ小さな波止場はゴミだらけだった
小雨の中をロンジーをはいたふたりの女性が寄り添って歩いていた
男は力強い顔でサイカという自転車タクシーのペダルを漕いでいた
市場の濡れた通路に立つ老婆が大声で話していた
イェレー・パゴダ(チャウタン)
男は中洲に立つイェレー・パゴダへの渡船の舵を取っていた
男がイェレー・パゴダの水辺に立って祈っていた
ダニンゴン駅(ヤンゴン)
ダニンゴン駅のベンチには大勢の買い物客が腰を下ろしていた
ダニンゴン駅の線路上で女が店を広げていた
ダニンゴン(ヤンゴン)
壁際にいた男の子だけが僕に気がついていて、訝しげな視線を投げかけていた
ダニンゴン市場(ヤンゴン)
ダニンゴン市場の泥濘んだ道をバナナを満載した荷車が進んでいった
冷房のない列車から降りてきた男は上半身裸だった
箱庭のような市場はのんびりとしていて、男は店を開けたまま寝息を立てていた
男が籠の傍らに立って、ニンニクの皮を次から次へと剥いていた
天秤棒を担ぐ行商人は場所に縛られずに商売できるのだ
ゴチャゴチャした工房の中で男が機械を使って働いていた
行商人
カフェ
窓
信号
野菜
路地