観光名所巡りを終え、町の中心部へとやって来た。町の中心を伸びる幹線道路を歩いていく。幹線道路には多くの自動車が走っていた。でも、自動車の数はそれほど多くはないようで、歩いていた周囲にはひとつも信号機は見当たらない。そうこうしているうちに、道路脇に2台のピックアップトラックが停まっている場所へ近づいていた。
これらのトラックは荷を運送するトラックではなかった。乗客を運ぶバスなのだ。荷台には座席が取り付けられていて、そこに乗客が腰を下ろして目的地に向かうのだ。この類いのバスはミャンマーでは珍しいものではなく、地元の人たちはこのようなピックアップトラックを改造したバスで近距離移動をすることが多い。つまり、この場所はおそらくはバス停なのだろう。でも、近くにはどこにもバス停であることを示すものはなく、よそ者がここをバス停だと認識するのは難しい。このようなローカルな交通機関で町中を移動できれば、安上がりだし地元の人たちと近づけると楽しいのだけれど、それを実行するのはちょっとハードルが高いのだ。
No
11131
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月06日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA