
ミャンマーのバゴーで撮影
ミャンマーのバゴーで撮影
さっき見た乗合バスとは違って、こちらの乗合バスはもう少しで出発するところだった。エンジンは掛かっていて、車体には力が漲っている。バイクの後ろに取り付けられた荷台にある座席には乗客が既に腰を掛けていて空いている席はない。にもかかわらず、乗合バスに乗り込もうとする人びとは次から次へとやって来ていた。そして、大きな荷物を抱えながらもう満席になっている荷台の中へと乗り込んでいく。この乗合バスは乗れるだけ乗客を乗せるつもりなのだろう。
次々と乗り込んでいく乗客を眺めていると、なんだか人びとはどこかへ移動するために乗り込んでいるだけでなく、一台の乗合バスにどれだけの人間が乗り込めるのかに挑戦しているかのように見えてくる。ほどなくすると、乗合バスの荷台は乗客と荷物で満杯になっていた。改めて人でいっぱいになった荷台を見てみると、確かにすし詰めの状態だけれど、東京の通勤電車に比べたら大したことはないような気がした。
2019年8月 ミャンマー 人びと | |
バゴー バス 乗客 |
No
11142
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年08月13日
更新日
2020年01月16日
撮影場所
バゴー / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA