ふと気がつくと、コルカタの町角に一匹の猫が佇んでいた。僕のことをじっと眺めている。痩せているから野良猫かもしれない。この辺りを歩いていると、大勢の地元の人が僕に興味を示す。コルカタを訪れる外国人は多いのだけれど、観光地でもなんでもない通りを歩いているのん気に歩いている人は少ない。その感覚は猫にも共有されているかのようだ。あまり見かけない外国人である僕を珍しいと思って眺めているかのようだ。もっとも、猫が僕のことを外国人と認識しているかどうかはよく分からないけれど。
インドで町を歩いていると、昼寝していたり散歩していたりする犬を見かけることは多い。でも、猫の姿を見かけるのは珍しい。イスラム圏では猫が人気があって、犬はあまり人気がない。それとは対照的にヒンドゥー教徒が多数を占める世界では犬をよく見かけるものの、猫はあまり目にしないような気がする。ヒンドゥーの世界では猫はあまり人気が無いのかもしれない。
2017年2月 動物 インド | |
猫 コルカタ |
No
10027
撮影年月
2011年7月
投稿日
2017年02月04日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
動物写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM