ジャカルタサワー・ブサル地区を歩いていた。運河のように川岸が整備された川に沿って歩いていると、大きなゲートが見えてきた。何かの入り口のようだ。向こうに目を向けると、まっすぐに伸びた道の両脇にびっしりと店が並んでいて、商店街になっていた。頭上には屋根が設けられているところもあって、家の近くにある武蔵小山商店街を思い起こさせる。
ここはパサール・バルという商店街だった。お店で売られているのはアパレル関係のものが多い。衣服や靴や布地を売る店が並んでいる。歩いているだけでは、そのような雰囲気は感じられなかったけれど、ここはジャカルタのリトル・インディア、つまりインド人街らしい。インドの国外にいるインド人は布地を扱う仕事をしていることが多い。ミャンマーのヤンゴンにあるインド人街でもそうだった。
歩いていると、お店の脇に屋台が置かれていて、その横に男の子が椅子に腰掛けていた。じっとスマホの画面を眺めていて、ピクリともしない。どこの国でも、インド人街だろうとチャイナタウンだろうと、スマホが人気なのには変わりない。ミャンマーでは仏像の安置されたお堂の中でスマホに夢中になっている女の子たちがいたくらいだ。
2020年7月 インドネシア 人びと | |
男の子 携帯電話 椅子 ジャカルタ 裸足 |
No
11615
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月23日
更新日
2024年01月06日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF