路地で立ち話をするふたりの男

路地で立ち話をしていたふたりの男
インドネシアのジャカルタにあるグロドック地区で撮影 オザワテツ

住宅街の路地にはふたりの男がいて、立ち話をしていた

地元の人たちがダラダラと過ごしているジャカルタの路地を歩いていた。いるのは子どもと女性ばかりだと思いながら歩いていた。大人の男たちはどこかで汗水流して働いているのだろうと思いきや、中にはしっかりと路地でダラダラしている大人の男の姿もあった。写真のふたりの男がそうだ。

ふたりは子どもたちの叫び声や笑い声が響き渡る路地の一角で立ち話に興じていた。年配の男は肩章の付いた制服のようなものを着ていた。どこかで警備の仕事でもしていて、その制服なのだろう。その一方で、若い男は上下ジャージ姿で、どこかに働きに出ているような格好ではなかった。

年配の男は笑いながら、年下の男に何かを話しかけていた。「お前もそろそろちゃんとした仕事に就けよ」なんて言っているのかもしれない。話しかけられた男はちょっと困惑気味の顔をしている。確かにそのようなことを近所のおじさんに言われても、放って置いてほしいと思うだけだ。でも、ジャカルタの密集した住宅街にはそのような濃厚な近所付き合いが今でもまだ存在しているのかもしれない。

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グロドックとは

グロドックはインドネシアの西ジャカルタ市タマン・サリ地区にある都市部の集落である。オランダ植民地時代からペシナンやチャイナタウンとも呼ばれ、インドネシア最大の規模とされている。グロドックの商人や住民の大半は中国系です。その歴史は、1740年11月にオランダの東インド会社(VOC)が中国人のための住宅地としてグロドックを指定した植民地時代にさかのぼります。

ジャカルタにあるグロドック地区ってどこ?

PHOTO DATA

No

11582

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年06月27日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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