童謡「通りゃんせ」発祥地である細い参道を子どもが駆け抜けていった

三芳野神社の参道を走る子ども
三芳野神社の参道を走る子ども
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かつて広大な敷地を持っていた川越城も、今では本丸御殿の一部を除いて現存していない。二の丸だったところは博物館と美術館に、三の丸だったところは高等学校になっていて、周辺を歩いてもここがお城の中だったとは思えない。強いて言うなら郭町という町名に名残を感じるくらいだ。

かつて川越城の場内に建っていた三芳野神社も、お城がなくなった今では誰でもお参りできる。野球場の脇にこじんまりと鎮座していて、一見どこにでもある地味な神社に見えるものの、この三芳野神社の由緒は正しい。現存する社殿は1624年に第3代将軍徳川家光の命を受けて造営したもの。こじんまりとした社殿を眺めるだけでわからないけれど、ここは幕府の直営社だったのだ。

細長い参道を真っ赤な社殿に向かって歩いていく。参道の両脇に児童公園が設けられていて、ますますもって由緒ある神社とは信じがたい光景が広がっている。さらに、この参道が童謡「通りゃんせ」の発祥の地という説もあるのだから、ちょっと散歩すると世の中は不思議だらけだ。

三芳野神社発祥説によると、「通りゃんせ」の歌詞は意味はこうらしい。川越城ができる前からあった三芳野神社が築城により城内になってしまい、一般の人が参拝できなくなってしまった際に、特別に時間を区切って参拝を許したのが「通りゃんせ(通りなさい)」という歌詞で、参拝客が城内の機密を持って外に出るのを防ぐために出口で厳しくチェックをおこなったのが「行きはよいよい、帰りは怖い」という歌詞になっているのだという。

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2022年5月 人びと 埼玉
参道 川越 走る 神社

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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PHOTO DATA

No

12259

撮影年月

2022年3月

投稿日

2022年05月08日

更新日

2022年05月10日

撮影場所

川越 / 埼玉

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS LOXIA 2/35

三芳野神社ってどこ?

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