川越で見つけた小さな神社の鳥居に紙垂がかかっていた。紙垂にも幾つかの作り方があって、見たところ、ここの紙垂は吉田流の作法で作られているようだ。境内には誰もおらず、静かだ。紙垂はそよ風に吹かれながら参拝客が来るのを待っていた。
紙垂とは幣帛のひとつで、神道の祭祀において神に奉献する神饌以外のものの一種だ。かつては相撲も神事だったので、横綱が土俵入りを行う際に紙垂を付けた注連縄をしめる習慣が残っているのだという。
2005年9月 埼玉 静物 | |
川越 神社 鳥居 |
No
173
撮影年月
2005年8月
投稿日
2005年09月11日
更新日
2024年07月05日
撮影場所
川越 / 埼玉
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V