川越氷川神社には珍しい鯛の形をした鯛みくじなるものがある

一言でいえば商売上手。川越にある川越氷川神社は眺めて楽しいだけでなく、写真を撮っても楽しめるようなスポットが複数設けられていて、やって来た参拝客を楽しませようとする意気込みを感じるは神社なのだ。

中でも有名なのは2014年から夏になると飾られるたくさんの風鈴だ。開催時期になると2000個以上の風鈴のある「風鈴回廊」が設けられ、願いを書いた短冊が結び付けられるという、見応えあるスポットが登場するのだ。

風鈴回廊は開催時期が限定されているため、僕が訪れたときには残念ながら目にすることはできなかったものの、境内には他にも印象深い施設が設けられている。本殿に向かって左側には数多くの絵馬が掲げられた絵馬トンネルが設けられ、本殿を挟んで反対側にはパステルカラーの風車がいくつも飾られていて、やはりトンネルのようになっていた。

さらに境内に建つ八坂神社の前には鯛の形をしたおみくじが置かれている。その名も鯛みくじだ。これは趣向を凝らしたもので、通常手で引くところを専用の釣り竿を使って釣り上げるようになっている面白いおみくじだ。このようなちょっとしたアトラクションのようなものまで用意している川越氷川神社の商魂は逞しい。

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