ムンバイ(インド)
メガネをかけたイケオジが道端でデッサンを描いていた
ローカル市場には手書きで帳簿をつける男がいた
少なくなってきているとはいえ、まだ本屋が町中にある日本と比べると、インドで本屋を見つけるのは難しい
ローカル市場をウロウロしても何をしに来たと詰問されることも仕事の邪魔だからと追い払われることもなかった
日本のIT化はインドに遅れているような印象を持っていたけれど、少なくとも旅に関してはそんなことはないと思う
台北(台湾)
台湾で売られているような豚肉の唐揚げが日本のコンビニにあれば毎日買いに行くに違いない
足立市場(千住)
普段は一般消費者が入れない足立市場も「あだち市場の日」には入ることができる
湯島天神(湯島)
合格祈願のご利益がはっきりしているのに対して、家内安全と商売繁盛には叶ったのかどうかの明確な基準がない
ジャカルタ(インドネシア)
インドネシアは700万台ものバイクを生産する世界第三位の二輪車生産大国だ
近所のモスクで集団礼拝が行われていても、参加しない男性も結構いる
チルボン(インドネシア)
男がベチャの座席上で苦悶の表情を浮かべながら寝ていた
サッカー好きとしては日本代表のユニを着た人を見かけると少し嬉しくなる
グロドック(ジャカルタ)
道端に靴の修理屋があるのは、ジャカルタの人が物を大切に扱うからだけでなく、購入した方が人が修理よりも高く付くことを示している
サムットサーコーン県(タイ)
あまり乗客の乗っていないメークロン線が閑散とした塩田の中を進んでいった
メークロン(タイ)
男にとって、まっさらな帽子はキャンバスと同じだった
クロントゥーイ市場(バンコク)
裸電球に照らされた眼鏡をかけた男の顔はつまらなそうだった
24時間365日開いているクロントゥーイ市場はさしずめ不夜市場だ
チャイナタウン(バンコク)
バンコクの路上でリンゴがよく売られているけれど、タイでリンゴはほとんど生産されていない
ター・ティアン市場(バンコク)
ター・ティアン市場で麺を茹でていた女性が僕にうどんと言い放った
成功市場(台北)
台北の市場で見つけたナッツ売り場で売られていたのは日本でも売られているものばかりだった
大同区(台北)
高級な雰囲気の漢方店でマンダリンカラーの制服を着た男が漢方を調剤していた
スーパーなどで女性が取る考える仕草は日本でも台湾でも同じだった
野菜売場の野菜に目もくれることなく、年配の女性は通り過ぎていった
グアバの食べごろはどうやって見極めるのだろう
ヤンゴン(ミャンマー)
男の穏やかな顔を見ていると、旅の終わりがすぐそこまで来ているのを実感した
発展途上国ではカバンや傘などの修理を生業としている人をよく見かける
ヤンゴンの美容室で使われていたヘアーカットケープに日本語が書かれていた
ボージョー・アウンサン・マーケット(ヤンゴン)
ボージョー・アウンサン・マーケットはヤンゴンでも随一のツーリスティックな場所で、客引きによく声を掛けられる
タニン(ミャンマー)
鼻眼鏡の男の目の前にはコイルが置かれていた
市場の中の肉屋で男がつまらなそうに水を撒いていた
歩道も設けられているような大通りに並んでいるお店は、小規模なものばかりだった
ダラ(ミャンマー)
周囲に住んでいる貧しい人たちのためにここで米を買いなさい、とガイドが言ってきた
路上の古本屋は本を売るだけでなく、本の補強も行う
インドではパーンと呼ばれるこの噛み煙草のようなものはミャンマーではクーンと呼ばれ、男も女も好む人が多い
8年前に訪れたときはスマホはおろか携帯電話を持っている人もほとんどいなかったけれど、今では誰もがスマホを持っている
ポーンプラープ区(バンコク)
運河と交通量の多い道が交差する場所は賑わっていて、お店も屋台も出ていた
メークロン線路市場(タイ)
通路で昼寝するのは猫の専売特許ではないので、寝ている人間もいる
タイのスマートフォン普及率は70%で、日本よりも高いようだ
市場の真中に細長く伸びる線路は今でも現役の線路で、本数は少ないとはいえ、今でも一日に何度か列車が走り抜ける
バーンコークヤイ区(バンコク)
平日の公園で男たちがマークルックと呼ばれるタイ将棋に興じていた
魚売り
顔
男の子
砂利道
犬
リラックス