ムンバイの問屋街を歩いていると、ふと「いい感じ」の路地が目に留まった。何をもって「いい感じ」とするかは一概には言えないけれど、狭くても人通りが絶えない路地は、何か面白いことが潜んでいる可能性が高い。たとえその路地自体に特別なものがなくても、多くの人が行き交う路地は、その先に何かしらの目的地があることが多い。そう思うと、ついつい足を踏み入れたくなってしまう。
このとき出会った路地もまさにそんな場所だった。細い通りを大勢の人々が行き交い、どこか楽しげな雰囲気をまとっている。周囲には荷物を抱えた人や、店先で忙しそうに働く人の姿が見える。そこに漂う活気が、路地をさらに魅力的なものにしていた。
向こうからバイクがゆっくりと走り出てくるのを待ちながら、僕はその路地に足を踏み入れることにした。先にはどんな景色が広がっているのだろう。そんな期待を胸に抱きながら、僕は路地の賑わいの中へと吸い込まれていった。
2024年12月 町角 インド | |
眼鏡 ヘルメット バイク ムンバイ |
No
12747
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年12月29日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF