マハーチャイ駅(マハーチャイ)
マハーチャイの薄暗いプラットフォームにはやかましいアナウンスが流れることもなく、穏やかな空気が漂っていた
マハーチャイ(タイ)
まるでマハーチャイでは八百屋で働く人は黄色の服を着なければならないと決まっているかのようだった
八百屋の男はサッカーをやるような格好で働いていた
昔ながらの雑誌販売店の前にサムローという自転車タクシーが停車していた
バンコクでは見かけないサムローという自転車タクシーが走っていた
線路脇にもっと多くのお店が出現したら、メークロンと同じように観光客を惹きつける場所になるかもしれない
バンコクでトゥクトゥクに乗るのは外国人旅行者ばかりだったような気がするけれど、マハーチャイでは少し事情が違うようだ
夕暮れ時だったので、地元の人が夕飯の食材を買い求めにマハーチャイの商店街にやって来ていた
マハーチャイのような田舎町にも華僑がいて、華僑の大好きな金を扱う金行があるのだった
マハーチャイ埠頭(マハーチャイ)
メークロンとバンコクを結ぶ線路を繋がっておらず、途中で川を渡り、マハーチャイから別の列車に乗る必要がある
サムットサーコーン県(タイ)
列車と並行して走るサイドカーに乗った人たちは、風を受けて気持ちよさそうだった
あまり乗客の乗っていないメークロン線が閑散とした塩田の中を進んでいった
サムットソンクラーム県(タイ)
中国の団体ツアーは忙しく、メークロン線も一駅分だけ乗るとそそくさと列車から降りてバスに乗り換えていった
メークロン駅(メークロン)
ガラガラだったメークロン線に大勢の乗客が乗るようになって、もっとも喜んでいるのはタイ国鉄に違いない
メークロン(タイ)
男にとって、まっさらな帽子はキャンバスと同じだった
メークロンの街角に出したテーブルで女性が宝くじを売っていた
タイのカノム・ブアンというお菓子はフランス発祥のクレープと似ている
線路市場で有名なメークロンにも、普通の市場はある
ガイドブックを開いても、メークロンのページには線路市場以外のことは何も書かれていない
メークロン線路市場(タイ)
タイでは60を超える種類の品種のマンゴーが栽培されているらしい
いくらゆっくり走っているとはいえ、メークロン線路市場を列車が通り過ぎていくのはあっという間だ
サングラスをかけた女性が迫りくる列車を背にして、得意げな顔でポーズを決めていた
市場内の線路に入ってきた列車
メークロン線路市場では線路のバラストの上に商品が陳列されていた
メークロン線路市場はその名が示す通り、実際に使われている線路脇にお店が立ち並んでいる市場だ
観光客のほとんどはメークロン線路市場以外に興味がないから、多くの観光客が列車が来るまで線路をゾンビのように行き来している
2年振りに訪れたメークロン線路市場は観光地臭が強くなっているように思えた
センセープ運河(バンコク)
センセープ運河を走る水上バスは快適で、バンコクの悪名高い渋滞とも無縁だ
ワッタナー区(バンコク)
センセープ運河を走る水上バスの乗り場が運河の両側に設けられていると思ったら大間違いだ
ターミナル21(バンコク)
このご時世に船で旅立つ人は少ないけれど、今でも灯台は未知なる世界への船出を連想させるものなのだ
クロントゥーイ市場(バンコク)
クロントゥーイ市場の端で若者が大量の豚足を洗っていた
クロントゥーイ市場の魚屋で、女性が前掛けをすることもなく、綺麗な花柄のシャツを着て客に売ることに専念していた
もしルイ・ヴィトンがエプロンを販売し始めたら、欲しいと思う人は予想外に大勢いるのかもしれない
クロントゥーイ市場にはカエルの専門店があって、店先に大量のカエルが陳列されていた
似たような顔で、似たような格好をして、毎日の満員電車を我慢している日本人はよく慣らされたアヒルと同じかもしれない
昼食中の女性が金属製のボウルを手に持ちながら、昼食のおかずにできたらいいのにな、と鶏を見ていた
猫はカメラを持った面倒くさそうな人間がやって来たと思っていそうな顔をしていた
マスターカードの調査によると、バンコクは2018年にもっとも旅行者が訪れた都市だ
幼い頃からスマホのある世界に育った人間は、スマホの無い世界なんて想像もできないに違い
タイではパンにアイスを挟んだ、アイティム・カノムパンというものが売られている
夏バテを考えたら暑い日には暑いものを食べるに限る
近代的なバンコクでンゴブと呼ばれる伝統的な帽子をかぶっている人は珍しい
クロントゥーイ市場の惣菜屋に並んでいた惣菜は、どれも美味しそうだった
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