団体客が降りたメークロン線の車内は閑散としたものに変わった

メークロン線の車内
タイのサムットソンクラーム県を走るメークロン線の車内で撮影 オザワテツ

混雑していた車両は最初の停車駅を越えるとすっかり閑散としていた

乗り込んだ列車はメークロンの駅を出てすぐに観光名所になっているメークロン線路市場の中に入っていく。列車はかなり狭い場所を走り、線路の両脇にはお店と観光客の姿が見えた。でも、そのような光景はあまり興味深いものではなかった。やはりこの列車は乗るよりも走っているのを見た方がずっと楽しい。

ぼんやりと車窓を眺めていると、市場をあっという間にすり抜けて、しばらく進むと最初の停車駅へと辿り着く。すると意外なことにあれだけ大勢いた中国人観光客の全員がそそくさと列車を降り始めた。混乱のないところを見ると、どうやら中国からの団体観光客は最初から一駅だけしか乗らない予定になっているたようだ。ここでバスに乗り換えてバンコクを目指すのだろう。

あっという間に中国人たちは列車からいなくなり、車内は僕の当初想像していたとおり閑散としたものに変わってしまった。ある意味これが本来の姿なのだろう。車内に残っていたふたりの乗客は穏やかにスマホの画面に見入っている。そして、列車は何事もなかったかのように再び走り出した。

EN

サムットソンクラーム県ってどこ?

PHOTO DATA

No

11454

撮影年月

2019年9月

投稿日

2020年03月22日

撮影場所

サムットソンクラーム県 / タイ

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

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