東京
昔は裕福であっても貧乏であっても、夏の暑さに無防備にさらされる点は平等だった
東京都美術館や東京都現代美術館と比べると東京都写真美術館の存在感は薄い
鳩を平和の象徴とするイメージが世界的に広まったのはそれほど古いことではない
休日の横断歩道は閑散としていて、ピアノの鍵盤のように白線が並んでいた
歴史あるフリをしているけれど、慶應義塾大学三田キャンパス東館は築20年程度しか経っていない
ロックゲートは川と川をつなぐエレベータだ
ロダンの考える人は日本でもっとも有名な彫刻に違いない
勅使の人たちはいったいどこで衣冠姿に着替えて歩き出すのだろう
等間隔に立った警備の人たちはマスゲームの練習をしているかのようだった
落ち着いた雰囲気の中を明治神宮に行きたいなら参宮橋から向かうのがおすすめだ
江戸城は天守も本丸御殿も明治維新を迎える前に焼失していた
展示室の外にさりげなくアントニー・ゴームリーの「反映/思索」という作品が置かれている
25色に塗られた196枚のプレートを用いて作られた作品は、25×196で4900の色彩というタイトルになっている
東京国立近代美術館で一番のお気に入りは収蔵作品ではなく、「眺めのよい部屋」という名の休憩室だ
アートアクアリウム美術館で鑑賞していると、美術館と水族館の違いがわからなくなってきた
単に綺麗なものよりも謎めいたものの方がこころに引っかかてしまう
雨乞いならぬ雨止めの奇祭が住宅街の真ん中で催されていた
欧州では日傘をさす習慣は廃れてしまったという
便利さに手に入れると、代わりに失うものがあるような気がする
目を細めていると訝しく感じているように見える
馬橋稲荷神社の二の鳥居には昇龍と降龍が刻されている
阿佐ヶ谷神明宮が頒布している神むすびは登録商標だ
ボテロという名前は作風とマッチしている
スパイラル・ガーデンに飾られた作品はまるで滑走路にある進入灯のようだった
親指と薬指で輪っかを作る仏像はお金を無心しているかのようだ
根津美術館の如来立像の印象は公式HPと実物で結構違う
神宮御苑の森は人工林ではなく、原生林なのだという
神宮御苑の南池で昭憲皇后は釣りを楽しんだらしい
聖域は賑わっていているよりも静謐な方がご利益があるような気がする
空飛ぶクルマの車窓からの景色は、モノレールの車窓から見える景色に近いような気がする
壁に残っている銃痕は生々しい
湯島聖堂の屋根にいるシャチホコは頭から潮を吹いている
筋骨隆々の狛犬の向こうにも筋骨隆々の狛犬が控えていた
コンクリート製の寺院が増えたのは関東大震災のためだ
春日局の墓所は人気はなくとも立派だった
グーグル・マップを見ただけで、その町の雰囲気を知るのは難しい
渋谷駅周辺の再開発工事はまだまだ続く
代々木八幡宮が建立されたのは、800年前に八幡大神が男の夢枕に立ったからだ
代々木八幡宮の境内では縄文時代の住居跡が発見されている
丸ビルの大きなガラス窓には垂れ幕のような長いロールカーテンが下げられていた
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