鹿港(台湾)
中央に媽祖を祀る本殿がありながら、その周囲には多種多様な神々が、それぞれの小さなお堂に鎮座していた
道教寺院には何度も足を運んでいるのに、僕はまだ作法をよく理解できていない
かつて鹿港が港町として栄えていたころ、多くの船乗りが立ち寄ったという天后宮には、今でも多くの信者が訪れる
台湾の伝統芸能である布袋戲、つまり掌中劇を演じる舞台が道端に出ていた
鹿港天后宮(鹿港)
清朝時代に港町として隆盛を極めた鹿港の天后宮は、交易都市としての繁栄の記憶を今に伝えている
台中国家歌劇院(台中)
直線があえて避けられたようなデザインは、館内を歩いているだけで、自分がどこか別の世界に迷い込んだかのような錯覚に陥る
台中国家歌劇院の中にいると劇場というよりも、巨大な彫刻の中でくつろいでいるような、不思議な感覚に襲われる
外から見ても個性的な台中国家歌劇院は、内部に足を踏み入れると、さらに異次元のような空間へと姿を変える
個性的なデザインの臺中國家歌劇院の前にあるバス停も、やはり個性的だった
高鉄台中站(台中)
台湾高鉄に乗り込めば、そこにあるのは「日本的」な空間なのだけれど、そこに少し遅れて、旅人としての実感がじわじわと湧いてくる
台北霞海城隍廟(台北)
600以上もの神様のいる台北霞海城隍廟には対応できないご利益なんて存在しないに違いない
大稲埕慈聖宮(台北)
大稻埕慈聖宮でびっしりと屋台が並んでいるところがうまいものが高い密度で集まっている路地だ
台湾の寺院では、鎮座する全ての神様にお参りしなければならないのはもちろんのこと、お参りの順番も定まっているのだという
台北(台湾)
韓国人に間違えられることが多かった僕が今回台湾に来るときには航空会社の人に中国人に間違われたので、容貌が徐々に中国化しているのではないかと思う今日この頃だ
台湾で売られているような豚肉の唐揚げが日本のコンビニにあれば毎日買いに行くに違いない
高雄でも台北でもやることは変わらず、足を向けるのはローカル市場で地元の人たちに紛れながら売られているものを眺めるだけだ
高雄(台湾)
GOOGLE MAPの書き込みを見ると、古くから正史を残してきた中華文化と歴史を文章で残すのに興味のなかったインド文化との違いをまじまじと感じる
高雄という地名はかつて「打狗」という卑俗な漢字で表されていた
日本人にはあまりピンと来ないけれど、中華料理は広東料理など地域ごとにある下位カテゴリに分けられる
駁二芸術特区(高雄)
旧倉庫街がリノベーションされて、芸術家や学生に提供する創作発表の場である駁二芸術特区という観光名所に変貌している
国民市場(高雄)
台湾ではマスクを付けている人が多く、コロナ禍をどこか過ぎ去った厄災と思っている人が多い日本と違いを感じた
旅先でローカル市場を訪れるのは地元の人の生活の一端が垣間見られて面白い
文武聖殿(高雄)
台湾では寺院がやけにきらびやかで、日本人からすると毎日がパーティナイトのようだ
逍遥園(高雄)
高雄の将来性を見込んだ浄土真宗本願寺派の法主大谷光瑞がこの地に農園を造り、その傍らに建てたのが逍遙園だ
三鳳中街観光商圏(高雄)
台湾の漢字は中国大陸と違って繁体字で書かれているので日本人にはわかりやすいけれど、それが落とし穴だったりする
三鳳宮(高雄)
爆竹の煙が充満する中で旗の付いた棒を手にした女性たちが踊っていた
三鳳宮の提灯を眺めていると隙間なく並んでいる提灯が整列している人間に見えて、マスゲームしているように見えるのだった
三鳳宮には道教の神様だけでなく、釈迦牟尼仏や観世音菩薩などの仏教の神様もいて、まるで神様のデパートのようだった
高雄東隆宮(高雄)
住居に挟まれて、数階建てのビルのような寺院の中に中国道教における最高神である玉皇上帝が鎮座していた
安くて美味しい朝食を提供してくれるお店が街のあちこちで旅行者を待ち構えているから、台湾に行ったらホテルで朝食を摂るのはもったいない
前金万興宮(高雄)
基本的には道教の寺院のようだけれど、中にある祭壇には仏教の準提観音も祀られていた
成功市場(台北)
果物を眺めていると外国人旅行者とは思われず、女性店員が中国語で話しかけてきた
日本の合計特殊出生率が1.4程度なのに対して、台湾のそれはあっと驚く1.13しかない
限られた時間で多くの場所を訪れることはできても、限られた時間で食べる量増やすのには限度がある
成功市場の肉屋で男が楽しそうに肉をさばいていた
台湾では自宅で食べる麺は製麺所から買ってくるのが一般的なのかも知れない
台北の市場で見つけたナッツ売り場で売られていたのは日本でも売られているものばかりだった
ローカルな市場でベレー帽の女性が楽しそうにオーギョーチーを買っていた
永和豆漿大王(台北)
人気店である永和豆漿大王にはひっきりなしに注文が入ってきて、厨房に立つ男たちは忙しそうに働いていた
台湾ではスクータに三人乗りしている人を見るのも珍しくない
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