川辺に建つ市場のすぐ脇には小さな波止場が設けられていた。川を使って運んできた商品を市場に荷揚げするための波止場のようだ。でも、僕が訪れた時にはそのような貨物船の類いは一隻も停泊していなかった。見えたのは小さな木造のボートとそれよりはちょっと大きな、やはり木造の船だけだった。
木造のボートはちょうど波止場に着いたばかりのようで、中に乗っていた人たちがどんどんとボートを降りている。この辺りの地図を見ると、川に架かる橋というものがい当たらないから、この小さな木造のボートはこの川の渡船なのだろう。でも、対岸を見渡しても、集落らしきものはどこにも見えない。建物がポツンポツンと見えるだけだった。その一方で、船の方はと言うとロープで岸と繋がれていてまったく稼働しているような雰囲気はない。デッキの上には寝転がっている男の子たちの姿が見えるくらいだ。少なくともこの時は、船は男の子たちの格好の隠れ家になっているようだ。何はともあれ、この小さな波止場にはゴミが散乱していて汚かった。
2019年4月 町角 ミャンマー | |
ボート ゴミ チャウタン ロンジー 船 タンクトップ 波止場 |
No
10974
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年04月15日
更新日
2024年01月14日
撮影場所
チャウタン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA