ゴミだらけの池に架かる橋の上に女性と男の子がいた
タニンの町外れに伸びる線路の上を歩いていた。線路の両脇に原っぱが広がっていて家は見当たらない。そのような中、線路脇から小径が伸びていた。小径は小さな木製で池を越えて、小さな集落の中へ消えている。町外れにある集落では行政がゴミを収集しないのか、橋の袂にゴミが散乱していた。
橋に目を向けると、女性と男の子が橋の上に立っていた。同じ小さな橋の上にいるのにもかかわらず、ふたりはそれぞれ違うことをしていた。男の子はしゃがみながら池の水面に手を伸ばしている一方で、女性は橋の欄干に洗濯物を干していた。
よく見てみると、欄干だけでなく、小径に沿って設けられたフェンスにも洗濯物がところどころに干してある。この場所は地元の人たちの物干し場になっているようだ。すぐ近くにゴミが散乱していて、ゴミ溜めのようになっているけれど、地元の人たちはそんなことはあまり気にしていないのだろう。ゴミの臭いが洗いざらしの洗濯物に移ってしまうような気がしてしまうのは、僕が神経質だからだろうか。
| 2019年6月 町角 ミャンマー | |
| 橋 ゴミ 洗濯物 欄干 池 タニン トタン屋根 |
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PHOTO DATA
No
11038
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年06月03日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
