8年ぶりにミャンマー最大の都市であるヤンゴンへとやって来た。8年という時間は長い。多くのことが変わっているよう思える。前にミャンマーにやって来たときには、この国は軍事政権下にあり、民主化の象徴であるアウンサンスーチーは軟禁状態にあった。
8年前は、町を歩いていて地元の人にアウンサンスーチーのことを尋ねても、町中のどこにいるか分からない秘密警察を恐れて話をしてくれなかった。でも、時は流れて、アウンサンスーチーはノーベル平和賞を受賞し、今では国家顧問だ。
外資を受け入れたりして様々なことが変化しているのだろうけれど、地元の人たちが顔にタナカという化粧というか日焼け止めというかどちらだか分からないものを塗っているのと、クーンと呼ばれるビンロウの葉を噛むのが好きなことは変わっていないようだ。町の到るところにクーンを売る屋台が出ている。これだけあると商売が成り立つのか心配になってしまうくらいだ。写真の女性もクーンを売る屋台で働いていた。台の上にはびっしりとキンマの葉が並べられているのが見える。
2018年10月 ミャンマー 人びと | |
イヤリング 葉 パーン タナカ 女性 ヤンゴン |
No
10766
撮影年月
2018年9月
投稿日
2018年10月17日
更新日
2024年01月29日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA