道端にあったキオスクでは煙草だけでなく、パーンも売られていた。パーンとはビンロウジを削ったものをキンマの葉で包み、消石灰を少量加えたもの。日本には口にする習慣がないが、台湾をはじめ、東南アジアには広く咀嚼する習慣がある嗜好品だ。写真の男の向こうに見える金属製のバケツの中には、青々としたキンマの葉が入れられているのが見える。これでビンロウジを包むのだ。
ちなみに、パーンを販売する人はインドでは「パーンワラー」と呼ばれる。リキシャワラー、タクシーワラー、チャイワラー、ダッバワラーなどと同じく、「ワラー」を語尾につけると、それを扱う人という意味になるようだ。
2024年10月 インド 人びと | |
キオスク ムンバイ 口髭 パーン |
No
12690
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年10月30日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF