コルカタの市場の片隅には小さな屋台のようなお店があって、男の子が小さなテーブルの向こうに腰を下ろしていた。そこでパーンを売っているのだった。パーンとはキンマの葉でビンロウの実を包んだもの。テーブルの上にはキンマの葉とトッピングの入った缶が置いてあるのが見える。見たところ、男の子にはまだあどけなさが残っているけれど、すでに一人前の行商人のようだった。
禁煙の波はこの国にもやって来ているようだが、パーンの習慣はまだまだ広く受け入れられている。まちのあちらこちらで売られているのだ。パーンにはパーンで中毒性があるのだけれど、副流煙がないことが大きいのかもしれない。
2011年11月 インド 人びと | |
男の子 コルカタ 葉 パーン 露天商 |
No
5913
撮影年月
2011年7月
投稿日
2011年11月20日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM